第37回 東京サーマルと F3B機 Kanon


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 第37回 全日本東京サーマル大会が上記要領で行われました。
 当日は快晴無風(最高気温26度)という好天に恵まれ、全ラウンドとフライオフが滞りなく開催されました。
 競技開始を前に「午後より風が強くなることが予想されるため、ラダー級1R2Rを続けて行いたい」旨、道山競技委員長より提案があり全員一致で承認されました。また、かつて古川氏が本大会を「初心者も参加できる大会を」という考えから始めたため
1.曳航は代行しても良い
2.上空で機体が暴れた時、操縦を一時的に代行しても良い
3.ただし、着陸は本人がしなければならない
という初心者限定のローカル・ルールが従来よりあることを塩澤事務局長が説明しました。
 競技結果等については下記サイトのFlight Logに詳しく掲載されています。




 また、当日は「古川喜平さん、来ているかな~」宮城県から遊びに来られた方が、非常にめずらしい機体をお持ちになりました。

F3B機 Kanon

 1985年(昭和60年)にスルガヤさんが販売していたF3B機「Kanon」です。
設計は古川喜平氏、シャーレ機キットです。

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F3B KANON

 エルロン・リンケージはアーチェリー用アルミシャフトを利用。
当時、スルガヤさんで販売されていました。

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F3B KANON

 平面形の美しい翼端

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F3B KANON
 
 制作された方が描いたKanonのロゴ

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F3B KANON

 ラダーと水平尾翼は、バルサにグラスクロスをエポキシレジンで貼っただけもの。当時は尾部軽量化のため表面加工等はしなかったそうです。
スルガヤさんでは、この尾翼部分は自分で作れる人には販売せず、制作された方は「あなたなら作れるでしょう」と古川氏に言われ、売ってくれなかったそうです。木目のきれいなバルサを非常に綺麗に仕上げています。

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F3B KANON