古川喜平メモリアル東京サーマル大会 ⑥

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2m級 入賞者
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ラダー級 入賞者
 
 
 
 
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エルロン級 入賞者
 
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閉会式
    競技委員長お疲れ様でした
 
 
 上位7選手で行われた15分MAXのフライオフ。小雨の中、弱いサーマルを見事に手中にした宮川選手クロスファイアがはるかな高度から他の選手を圧倒していた。今年度F3J日本選手権の覇者 大高選手スープラはリターン・プーリー奥の木立上を低空で粘る。川寄りの定点には吉田正秀選手と助手の辻選手が佇んで、遠い川向こう低空に見え隠れするシャドウを操っている。ワーツ!ワーツ!!と宮川選手チームメイトは歓喜。大高選手はていねいに定点をとるがフライトタイムは足りない様子。シャドウがフラフラと帰ってくる。本部席 大会委員長は、「ああ、吉田さんもだめだったみたいだな」とつぶやくが、まだ若干の高度があるのにシャドウはフラップを下げた。「あれっ、高度処理してる?」 吉田選手はあの遠い低空からサーマルをキャッチ、15分飛びきったのだった。成績は15分00秒、着点36cm。パーフェクト・フライト。
 遅れて発航した宮川選手は、吉田選手着陸後も余裕の高度を保ち定点を狙うが、「15分00秒、着点36cm」をしのぐ事はなかった。
 吉田選手談 ツーさんのナイス助手のおかげ。あの遠いところで戻ろうか迷っている時に「行ける」と言ってくれたから。
 辻選手談 吉田さんのウデだから行っちゃえ行っちゃえってノリで。しかし、あの時戻ろうにも帰還できる状況ではなかったと思う。
 十数年前、東京サーマルin関宿での名勝負「菅原vs土原」を思い起こすフライオフだった。