第38回全日本東京サーマル・ソアリング大会


 古川喜平メモリアル

 第38回全日本東京サーマル・ソアリング大会
主催 ステッペンヴォルフ           

平成27年4月19日(日) 埼玉県児玉郡上里町 上里町模型グライダー場
RCグライダー・サーマル競技(FAI・F3B規定タスクAに準ずる)
 
 上記競技会がラダー級、エルロン級、2m級、予定通り各2ラウンド行われました。週初の天気予報は「晴れ時々曇り、降水確率20%、信頼度A」でしたが、前日には「曇り時々晴れ、降水確率30%」の予報になり、当日はほぼ曇り、昼過ぎからは小雨がパラつきました。

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エントリー数は3クラスのべ62、例年よりやや少なかった

 ウインチ調達の都合から、所属(ウインチ)チームを明記しての申込みとなっていますが、かつて古川 喜平氏が本大会を「初心者も参加できる大会を」という考えから始めたため
1.曳航は代行しても良い
2.上空で機体が暴れた時、操縦を一時的に代行しても良い
3.ただし、着陸は本人がしなければならない
というローカル・ルールがあります。
 日頃、R/Cグライダーをショックコード(ハイスタート)で飛ばしている方も参加が可能ですので、来年は検討してみてはいかがでしょうか。

 ちなみに、今回の参加クラブ/チームは、鳴瀬ソアリングチーム、シーガルソアリングクラブ、上里模型グライダークラブ、ステッペンヴォルフでした。

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児山さんの着陸点計測

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主催クラブ・ステッペンヴォルフの2人

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競技委員長です。

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バラストを背負った伊藤選手、記録は10分4秒 4m

 全ラウンド終了時には傘が必要なほどの雨でしたが、競技委員長の「フライオフ、やります!」の宣言。フライオフ進出者8名のうち、3名が棄権。果たしてこの天候で、どのようなサーマルハントができるのでしょうか。

 5選手が発航する頃には雨もやや弱くなりました。とは言っても雨は雨で、普段の日曜日だったら絶対に飛ばさない天候です。ばらけていた機体たちは、やがて一つの集団を作り、4機がほぼ同じ空域のサーマルでじわじわ上昇していきます。他の空域にいた青木選手が駆けつけますが、バブル状のサーマルは他の4機と共に既に上空に行ってしまいました。青木選手は丁寧な操縦で粘りますが、9分台の記録で着陸。
 4機の高度は本当に高く、この天気でまったく不思議なことです。日頃の練習ではこんなに高く飛ばないと思うのですが、勝負となるとこんななんですかねえ。結果は秒単位センチ単位の僅差で、長野 佳祐選手の総合優勝となりました。

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雨の中の表彰式
天田 政浩選手の笑顔

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総合優勝は長野 佳祐選手


ラダー機の紹介(全て3m程度のオープンクラス
上から


2016/05/04 追記: サイトに載っていますが、私がPayPalを使って購入しようとしたところ半年も音沙汰なし。異議申し立てしたところ返金があり、「レーザーカットができなくなった」と返事がありました。

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強豪・鳴瀬ソアリングクラブのピット



<<<参考サイト>>>

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RCグライダーのブログやってるけど、そろそろ下手なのがバレてきたからハンドル・ネーム変えようかな