飛ばし納め

「荒れた時こそ、チャンス!」
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第18回北関東サーマル大会 午後2時撮影
ラダー級、第2ラウンドで場外着陸、回収に2時間でバテバテ
昼からの強風で棄権が多かったため繰り上がりで3位入賞
この後、スープラでフライオフ出場


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第18回北関東サーマル大会
青線は、オープン級1R W佐さんに怒られてしまいそうな曳航
                   2Rはラダー機回収のため棄権
赤線はスープラでのフライオフ 結局、これが今年の飛ばし納め


 12月9日の朝、私は「飛ばせば入賞 とちれば全損」とツイートしました。この日は午後から強風の予報だったからです。そして、私のこれまでの経験では最も荒れたサーマル大会となりました。シャーレ機がバンザイ、場外着陸多発(この夜ネットはヤブコギで炎上)、ラダー機は棄権続出の様子。風の弱いうちに発航した私はラッキーでした。いつもは1~2秒の誤差で定点ピンポイントの常連の成績も荒れ模様です。こういう時こそ、万年真ん中以下は頑張るべきです。(ソアリング・ブックに書いてありませんでしだっけ)

 さて、フライオフ出場。今にして思えば、これが今年の飛ばし納めになりました。はっきりしない梅雨明けみたいですね、後から気象庁が「○○日に梅雨明けした模様」と発表するみたいな。余談ですが、景気判断も後付けになることがあったっけ? 年明けも、しばらくしてからアベさんが「年明けした模様、謹賀新年」と言うとか。

 フライオフはのあたりで急にストンと降下、ウインチ脇に着陸してしまいました。たまに(風に煽られ)高度が上がるような気がしていて、とにかく時間を稼ぎたい一心で、着陸進入のタイミングを判断できなかったんです。助手をして頂いたK1さんは、何故か着陸した機体位置を確認して
「よし、ウインチ・レーンじゃない!」と言いました。
みんなのところに戻ると、M山さんが
「どうしたのよ?」と聞いてきました。ストンと降りちゃったことを言ったのです。
「あ、いや」と てへぺろしたんですが、更に
「だいたいアレだよ、あんなとこに降りちゃってさ、ん?」
と、昔の安西先生みたいでした。
後で調べると、ウインチ・レーンへの着陸はペナルティーでした。K1さんはペナルティーでないことを確認していたんですね。そして、当然のことですが定点着陸は100点で、これは1分40秒の滞空点と同じで、この強風下にで迷うとは
ヌルい、ヌル過ぎる!ということです。F5Jにしても定点満点は50点ですが、FAI高度(モーターカットの10秒後の高度)△100mと同じです。
 定点着陸は、滞空競技では目標ではなく条件なんだと考える次第です。

 ということで 良いお年を!