東京サーマル前日まで
2012年12月9日、北関東サーマルにて
強風で場外ランディング、2メートル3メートルのススキだのなんだのヤブコギして回収したものの、大きな機体は何回もぶん投げたので、フィルムは穴だらけ、だけどずっとそのままだった。
19日の東京サーマルに出るため、火曜日から大急ぎでフィルム張りかえ
翼端透明グリーンが暗くて見えにくいので、下面は透明イエローに変更
バルサ地のフィルムはけっこう容易にはがれた
グラス補強部分は手ごわい、ヒートガンであぶってもダメでした
マイラーでピカピカにした部分は片刃の小刀で
フィルムがマダラに剥がせなかった部分はサフェサーでごまかした
↑は愚策、白いフィルム等で充分
構造が見えるので写真撮った
センターピースのカンザシ受け、上下左右ベニア。エポキシを内部に塗った後、離型剤を塗ったベニアカンザシでガタをなくしている。
センターピースの中央部分、最も曲げ応力のかかる部分。ウインチ曳航の競技用機は人が乗っても壊れないくらい強い。オリジナルは堅木をスパーで上下からはさんであるが、更に中央部に2ミリ(だったかな)のリブ8コマ分くらいの長い航空ベニアで前後からサンドイッチしてある。
定規を使うと真っ直ぐにカットできる
カッターの刃はまめに折って常に鋭利に、と以前ラジ技に書いてあった
透明グリーンと透明イエローの組合せはいいな
主翼のセンターと両翼端をフィルムでしっかり縁取りした後、ゆっくりと熱を加えてフィルムを収縮させていくとドンドン強度が増していく感じがアメリカ製のノスタルジック・キット+モノコーテの楽しい所なんだけれども---
1時間やってもパンパンになんなかった!!!
スーパーモノコーテは、指ではじいてカンカンって響かなければならないと言われているのに!!!!!
新旧透明レッドの試し貼り
何となく経験的に昔のスーパーモノコーテは今でも使えるだろうと知っているので、虎の子の20年以上前の透明レッドを押入れから探し出してきた。いつかアスペクト比のあるオープンクラスのリブ組機用にと取っておいたものだ。カラーのタイトルは新しいモノコーテ、白黒は20年以上前のスーパーモノコーテ。スーパーは付いていないが、フィルムの端っこにはTOP FLITE SUPER MONOKOTEと刻印してあるのは、今も昔も同じだ。
透明色は昔より透明感がなくなったように思うが、レッドは変わりなかった。新旧試したが、実用レベルだった。古いものは糊がやや弱いようだった。質を同じにしたかったので、全面、旧型のスーパーモノコーテを使った。以前、昔とちょっと違うね、と言われたことがあったが、確かにそうかも知れない。パリパリとした質感が少しビニールが混じったように感じた。
環境への配慮からケミカルが変り、今のフィルムの使用期限は3年(使用後もラップして外気を遮断、冷暗所に保管すればもっと長い)と軍師に言われた。ケミカルは鮮度が大切? 特に瞬間接着剤とフィルムは。
東京サーマル前日、スポーツウインチで4フライト。めでたしめでたし