ロベの赤ペラを回した。

メリークリスマス!

 最近3日ほど、ギアダウンに凝っていた。エア・クラフトのバーゲン・モーターを1.5mのシンプリー・ザ・ベストに積んだんだけど、6×3の折ペラでも26アンペア流れてしまい、オーバーパワー。安いモーターとはいえ無駄にしたくないので古ーい遊星ギアを引っ張り出してきて、減速して使おうと考えたのだ。
 テストにロベの赤ペラを使った。これも古ーいもので、いつか遊星ギアを使って鳥人間コンテストみたいな飛行機の模型を飛ばしてみたいと保管しておいた。というかいろいろ捨てずにとってあるのです。
 3セルで回すと中スローで18アンペア推力600g以上でまあバーゲン・モーターも使えそうだと思ったが、ギアが触れないほど熱くなっていた。それでギアのメーカーに電話で相談した。原因は、①グリスの劣化、②負荷が大きすぎる、とのこと。負荷は回転数だけではなくペラの大きさもあると教えてくれた。確かにモーターの力をペラに伝える時には、ギアに負担がかかるのは容易に想像できる。
 結局、グリスの劣化も心配なので、赤ペラ以外はまだテストしていない。この程度のクラスではダイレクトに大径ペラを回すモーターもあるので、あえてギアダウンする必要があるか疑問だが、直径20ミリのギアダウン・ユニットは他にないそうだ。

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 こうやってテストした。ギアがすごく熱くなったのは負荷が大きすぎるからだ。コスモテック・ブラネタギアは11インチ、200ワットくらいまでいけるそうだ。電話で「すごいでかいペラを回したんですよ」と嬉しくて言ったら、「だから言ったじゃないですか。回転数だけじゃなくてペラの大きさも負荷になるんですよ」

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 ロベの赤ペラはスピード400にコスモテックのギアを使うとすごく効率がいいと、昔スルガヤさんがほめていた。材質は柔らかめのプラスチックで重い。

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 コスモテックのブラネタギアとハイペリのモーター(低KV値が欲しかったのだが、間違えて高KV値を買ってしまった。KV値とターン数は反比例するので間違えやすいかも)。ブラネタギアの出力軸は3ミリ径長さ7ミリで使いにくい。初期の試作に近いものらしく、今売っているものは4ミリ径でもっと長いそうだ。コスモテックの人にどこで買ったのかと2回聞かれた。今、思い出したがスルガヤさんで買ったのだった。写真の組合せをシミュレーションしてみたが、3セル18アンペアで13×6、推力は1100gと出た。ホントかな。