平成25年度 F3B日本選手権 観戦④
タスクB
平成25年度 F3B日本選手権
2013/05/17~19
上里模型グライダー場
タスクB
仮想A面B面を往復し、同時飛行で距離を競うタスクB。
計時飛行は4分間しかなく、空域を外すと大きく失点する。
選手人数の数倍のジャッジと専用の信号装置を必要とするため、
国内で正式にタスクBが行われることは少ない。
背番号16 辻 啓一選手 最終ラウンド タスクC
第2ラウンドでは第3順位と追い上げてきた辻選手だったが、
第3ラウンド タスクA タスクBで500点を失ってしまった。
このフライトに賭けるが…
タスクA(滞空)はサーマルに乗った機体に追従することが多く、
成績が大きく開くことは少ない。
が、今大会の上里模型グライダー場は強烈な
サーマルとシンクが入り乱れ波乱に満ちていた。
「タスクAを何十回と経験してきたが、こんなAは見たことがない」
とあるベテランは語った。
最終ラウンド タスクB 愛機を回収する大高 均選手
最終ラウンド タスクA終了時点で暫定トップの大高選手
辻選手と同グループでタスクBを飛ぶ。
1ラップでも多く飛ぶため低空でも空域を選び、未整備エリアに着陸した。
しかし、グループ1位の児山選手に5ラップ少なく200点の差がつく。
最後のタスクCに賭ける
3年ぶりに日本選手権に復帰した大高選手、川村 周二選手が助手につく。
起死回生のフルバラストで優勝を狙うが、痛恨のA面カット
ナイスリカバリーするが21秒台、総合5位に甘んじた。
後刻、「競技前にキットカットを食べたのではないか」聞いたところ、
「はい、食べました」とのこと。やはり、F3Bにキットカットは不向き。
浅野 康治選手(右)とパイク・プリシジョン
3R タスクC 15.48秒の見事な成績
「3位確定ですか?」と声をかけられ少し表情がゆるむ。
関東勢ばかりでスマソ