2017年F5J JMA大会
2017年F5J JMA大会
2017/09/10(日) 於 上里模型グライダー場
微風快晴の中、開会式
F5Jクラス23名、F5J2000クラス20名のエントリー
九州、四国、三重から参加された方もいらっしゃいました。
↑↓大川 辰則さんのF5J2000クラスの自作機(名前はまだないw)
↑↓OK模型「ピメンタ」
三重県のピメンタ・ファンの方は、これまで20機のピメンタを作ったそうです。完成した機体は、知人友人に原価で譲るそうです。
上のはワークス・ピメンタカラー
下は透明グリーンと透明オレンジ
フィルムはEライト
ピメンタ・エルロン改
オラライトの透明でない赤一色
F5Jクラス決勝フライト
関根 正慶さん(左端)は見事決勝進出
関根 正慶さん(左端)は見事決勝進出
他の機体の飛行を観察、やや遅れて発航
JMA電動機委員会の方々
運営ありがとうございました。
集計係の秋山 豊さん
暑い中フィールドに出ずっぱりの上里の皆さん
お世話になりました。ありがとうございました。
F5Jクラスは、予選4ラウンド 決勝2ラウンド
F5J2000クラスは、予選3ラウンド 決勝2ラウンド
無事にこなしました。
第1回 F5J日本選手権 見てきました
第1回 F5J日本選手権
結果
選手権者 篠原 英彰 選手
第2位 大高 均 選手
第3位 永井 茂樹 選手
市川 正典 選手
F5J競技が始まってから、よくお会いするようになりました
今回は見事に決勝へ進出、2Rは579点差をはね返しトップへ
2Rの川村 周二選手
強風の中、
市川選手が高度182mから
約8分の滞空でひとり勝ち
川村選手は大きく順位を下げてしまいました
2Rの市川選手
午後2時41分、3Rの終盤
篠原機、大高機、永井機が並んでいます
篠原選手のPIKE PERFECTION
永井機が最初に離脱
篠原、大高両機の一騎打ちになりました
篠原機は左へ流れ、いい感じで高度を落としません
一陣のつむじ風が吹き大高選手のSUPRAをあおりました
篠原機はその後、大きく上昇していきました
表彰台の記念撮影
来年は参加したいな~
役員の皆様、お疲れさまでした
第40回 東京サーマル
第40回全日本東京サーマル・ソアリング大会
2017/05/28 上里模型グライダー場
主催 ステッペンヴォルフ
名前は分かりませんが、2Mクラスの自作機です
全クラスの千分率得点上位8名でフライオフが行われました。
林正樹選手
大高均選手
小川仁選手
天田政浩選手
中村眞一選手
宮川良男選手 大塚保英選手(右)
蟻坂政文選手
エルロン級入賞者
ラダー級入賞者
2M級入賞者
総合優勝は大塚保英選手です。
総合優勝の表彰がありましたが、2位3位の方が表彰台に乗ると思っていたら、優勝だけの表彰だったので写真を取り損ねました。上の写真も宮川さんの隣の写真で恐縮です。他意はございません
〇| ̄|_
初夏の好天に恵まれ、全ての競技を無事に終了しました。
最後に協賛各社様よりの景品を抽選し、解散となりました。
協賛各社様(順不同、敬称略)
Olympic 650 (その2)
今ここ↑
後は
フィルム張り
サーボベッド工作
サーボ積込
ロッド両端処理
動翼ホーン工作
フックと尾ソリ
という段取りです。
あと数時間で完成だと思いますが、
ちょっと東京サーマルには間に合いそうもないです。
OUTERZONE図面集
無償でいろいろなキットの設計図を見ることができます、なんて偉いウェブサイトなのでしょう。
このサイトのOLYMPIC 650を見て驚いたのが、設計図が2枚あることでした。私のキットはヤフオクで落札したのですが、メインの1枚しか入っていませんでした。かなりガッカリしたのですが、2枚目はモーターグライダー改造用みたいなので制作に不都合はありません。
(以前、ラジ技で見た記事にもメインの1枚しか出ていなかったので、市販キットには2枚目は付けなかったのかも)
ブラウザからPDF形式でPCに保存して、無償のAdobe Acrobat Reader DCでファイルを開いて図面を検分しました。2枚目のリブを原寸で印刷したいと思って印刷を試みたら(倍率100%、ポスターモード)、分割で全部を印刷することができてしまいました、驚き!
A3印刷できるプリンターにしといて良かった (^^)/
Olympic 650
次は、このグライダーを作る予定です。
スプルースの桁はそのまま使い、ウェブはカットしなおして桁の幅に(同じ幅のバルサの在庫発見!)合わせてセンターパネル全体に、中央部はリブを切り欠き、前後から航空べニア(在庫発見!)でサンドイッチする予定です。
あと、捻じれ対策に斜めのリブとか?
センターと左右翼端の三分割主翼なので、左右に2か所のスチールカンザシ接合があります。ここが弱点になりそうなので、キッチリ考えて作らないと。
作る前、作りながら、いつも考えるのは何色のフィルムを張るかです。今回は1ヶ月先の東京サーマル(すでに間に合わない気分になってるw)なので、Tower Hobbiesから取り寄せるのはやめて、R.E.S.olutionと同じMonokoteの透明オレンジかな…
↑クリック!
ああっ!申し込みが今日までだあ!!
5月10日になりました。
(ああ、牡蠣小屋 仙台港かあ、行きたいなあ…)
R.E.S.olution (2M電動グライダーキット)
R.E.S.olution(F5J2000)
謹賀新年ぽん
去年の春、R.E.S.olutionという2Mのモーターグライダーを作りました。6月の競技会参加し顛末をブログに書きました。本当は、性能についてもフライトデータを集めて書いてみたいところですが、競技会後、なんだかんだで飛ばしていません。同じキットを入手された方がおられるので、年内にキット内容だけでもブログに書こうと思っていましたが、年越ししてしまいました(笑)
とりま(とりあえずまあ)、注意点をランダムに。
製作の段取りはドイツ語の取説の(絵の)通りで大丈夫でした。
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ペナペナのH1
このH1はソフトバルサで存在感がないのですが、設計図の主翼後縁付近を見ると点線で描かれている冶具(かいもの)です。翼型にアンダーキャンバーがあるために必要になります。箱を開けた時になくさないように注意です。
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カーボン丸棒の前縁がササクレていました
工作前に何とかしといた方がいいですね。ぼくはリブに接着した後に気がつきました。チクチクして痛かったです。低粘度の瞬間接着剤をダラダラっと塗りつけました。
工作前だったら、サンディングしてからエポキシ樹脂を薄く塗るのがいいかと思っていますが…
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中央接合部は分かっていれば大丈夫
説明長いけど大したことはありません
主翼は左右2分割、スチールカンザシとカンザシパイプで結合します。左の主翼にカンザシパイプを接着、右の主翼に(カンザシパイプなしで)カンザシを直接接着します。なのでカンザシの長さ半分は、分割時は右翼から飛び出ています。
胴体への主翼固定方法はねじ止めです。センターリブ(F4+F3+F4)をネジが上下に貫通し、胴体内の横板にねじ止めされます。ネジは前後2本、センターリブは左右の主翼にあるので、合計4本でねじ止めします。
カンザシとカンザシパイプは、センターリブとその外側2枚のリブに接着します。誤差の小さいパーツなのでそのまま接着すると、全ての交点が垂直になりますが、上反角の分の修正(削ること)が必要です。上反角ゲージ(W1)が使えます。
要点
(ぼくは失敗して、主翼のねじ止めがたいへんです)
① センターリブは胴体底面及びカンザシ/カンザシパイプと垂直に
② センターリブ以外は、カーボンパイプスパーに垂直に
③ ①②を踏まえて主翼結合部の工作段取りを決めておくこと
これは、センターの外側2枚目のリブの工作中(スパーは切れ端)。このリブはスパーと垂直でなくてはならない。左下の丸い穴はカンザシ用だが、このままだとカンザシとスパーが平行になってしまう。接着時にずらすか、後で斜めに削らなければならない。
逆に、センターリブはスパーが斜めに入るので、その分削らなければならない。
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後縁を削る方法
固定してサンディング(笑)
結果
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フィルム張りは独特の方法
「下面を1枚で張って、上面を1枚で張る」という普通の方法で失敗しました。前縁のカーボン丸棒にフィルムを接着させることはできないようです。
説明書の図解にあるように、センターパネル、翼端パネルそれぞれ1枚のフィルムでぐるりと張るべきです。
説明書の図解にあるように、センターパネル、翼端パネルそれぞれ1枚のフィルムでぐるりと張るべきです。
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スポイラー完成後にフィルム張り
常識ですか、スポイラー完成後のフィルム張り。張った後でスポイラーまわりをカットすればいいだけですからね。ぼくはリンケージを後回しにしましたが... どうでもいいか
左右同じものを作ってしまったので、赤線でカット
4枚のバルサ板からスポイラーと外枠を作り、翼型上面に合わせてサンディングしますが、1番上はほとんど残りません。
この小さいサーボだとリブ厚内に収まりますが、4個中3個がすぐに壊れました。ラダー・エレベーターと同じサーボに換装しました。
両面テープで固定してプロポ・ミキシングした後、ホットボンドで固定しました。
Zベンダーはあまり使ったことはありませんが、うまく使えばきちんと長さを調節できるんですね。
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翼端上反角の工作のコツ
翼端上反角のカンザシはグラス板のレーザーカットです。エレベーター、ラダー、スポイラーのホーンも同じです。
センターパネル、翼端パネルを別々に作った後にグラスカンザシで接着するのですが、リブのカンザシ用の切り欠きがネ申寸なのでカンザシが入り切りません。上の写真の現物と設計図を比べると分かります。
少しづつコンコンと叩くとピッタリの位置に収まりました。
接合部のリブに隙間ができてしまいました。原因は上反角ゲージ(W2)があるのに大ざっぱに工作してしまったせいです。
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主翼パネルの工作は想定通り
全てのリブをカーボンパイプスパーに通してから、設計図を基準に両端のリブをピンや冶具で固定します。中央と翼端のリブの傾きをしっかりと出します(上反角ゲージをうまく利用すること。ただし、このゲージは1枚のバルサ板なので角度を出しにくい)。その他の各リブは定番に垂直になるようにします。ぼくはサイコロ状のアルミブロックを利用しました。
カーボンパイプ・スパーとリブの丸穴は緩くもなくきつくもなくネ申寸です。
前縁のリブ、準対称の翼型なので上下間違えないように(笑)
鉄の板はDIYでカットしてもらい購入しました。便利ですね。
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角胴の工作は簡単
木工ボンド(タイトボンド)で作りました。タイトボンドの入れ物には、実験用注射器とシリンジ・ノズルを使っています。
(このピンで刺す作業が好きなんですね。国産の待ち針がいいそうなんですが、以前使ったときは直ぐにアタマが抜けました)
胴体後部の工作は、設計図通りです。
胴体後部の工作は、設計図通りです。
テトラのスロットインのような構造なので、真っ直ぐな胴体ができます。
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モーター搭載のコツ
スピンナーを仮止めして、外縁をマーク。
モーターと胴体の穴には隙間がないので、外縁に均等に胴体の穴を広げておく。モーター周りにテープ等を張り、穴にちょうど良く入るようにする。
モーターにモーターマウントを仮にねじ止めし、モーターマウントは胴体に接着する。こうすると、外縁の中心にモーターシャフトが来ます。
ひたすらサンディング
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角(かど)を削りすぎましたw
加減ができず(忘れちゃったのかな)、角を削りすぎました。内側からのぞくとはっきりと透けて見えました。下面前部は初飛行で壊れそうなくらいだったので、グラステープを貼りました。この方法はあまり強度を増すものではないと意見を戴きましたが、バルサがパラッとなった時に少なくとも繋ぎ止めたいと思いました。
水色の線あたりから外側はサンディングで削り落としました。
使っているエポキシ樹脂は5052です。硬化に一日かかりますが、最近は作業に慣れてきたのでうれしいですね。
角胴より丸胴の方が性能がいいと言いますが、内側に三角材のない角胴は角胴なりに作るべきだと今回、思いました。透明フィルムを張ったので、その面でも角があった方がきれいに仕上がります。だだ、ウインチ曳航する機体の場合は、ホルダーは角胴の角を強く握るので、たいへんに痛いそうです。
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モノコーテで仕上げてこんな感じ
後縁をくさび形にサンディングにするのはあきらめました。
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キット内容は◎
ぼくが好きなバルサキットメーカーと比べても遜色はないと思います。というか、目的に合わせた材質の多様さに感心します。リブはやや濃い色の強いバルサ、後縁のベニヤは硬い割に切削性がいい。尾翼は小面積ですが一式で16gです。
レーサーカット加工も粗雑なアメリカ製とは比べようもなく、きれいで正確です。
原寸設計図も充実しています。
ドイツのラジコン(グライダー)のファン層の深さを感じます。国産キットに原寸図があまりついてこないのは、ロットが少なく印刷代がペイしないからではないでしょうか。ドイツはカラーですから、驚きました。また、最近のキットは取説がカラー写真数十ページ、ダウンロード可能というのもあります。
性能はすごくいいとお勧めしたいのですが、実際に検証はしていないので、今回はここまで
なんかネタがあったら続きのブログがあるかも
飛行データは、是非取りたいものです。
翼端のフィン、木目と形が合っている
このベニヤはいい
主翼上面に合わせて湾曲させてあるのか。その上に同枠などのパーツがあって焦げ目が見えるが、カットは正確で細かい。全てのパーツに番号が彫ってある。
カラーの原寸設計図
ピュアと電動共用
ピュアと電動共用
この加工は素晴らしい
でも、モーターのコード用の溝は角に彫りなおすべき
角胴なので角の方が隙間があるから
ぼくはこのお店で買いました。送料はDHLエコノミーで29ユーロです。大きな荷物は増額になりますが、かなり大きなものも大丈夫だと思います。スピンナーはライゼナウアースピンナーシステムがお勧めです。小物で送料は増えませんので、キットに必要なものは安ければ一緒に買った方がいい物もあります。ただ、初期不良があった場合はやり取りが大変だし、時間もかかります。信用のあるお店だと思いますが、国内よりリスクは増えます。
このキットのシリーズはいくつもあるので、ウェブサイトを見ているだけでも楽しいものです。